デジタル簡易無線「Icom
IC-DPR6」を購入した事は以前の記事で書いた。
来シーズンのスキーで使用する為に、色々と接続を考えてみた。
一般的にはマイクとイヤホンだが、ケーブルがあるとなんだか厄介である。
一応バイク用の
インカムで市販の物はあるのだが、金額的に汎用の基板で10,000円程度するのと、完成品で15,000円程度かそれ以上23,000円程度かな?もするので、もっと簡単に出来る方法は無いかと考えてみた。
なので今回は
Bluetoothで、イヤホンの音とマイクの音を飛ばして、
ハンズフリー化してみようと思ったのだが・・・

もう既に改造されているのだが、今回は「
ブルーネクストジャパン」の「
BTAG-Ⅱ」(共に文字にリンク)を使ってみた。
Bluetoothでも接続のプロファイルが色々とあるのだが、安い
Bluetooth送信機は音楽用のプロファイル「A2DP」しか無いのである。
聞くだけなら問題ないのだが、こちらから音声を飛ばす事が出来ない・・・
なのでこのBTAG-Ⅱにしてみた。
一応「HSP」ヘッドセットプロファイルを搭載しており、
ハンズフリーでの通話ができると言うのもだが、携帯電話用である。
携帯電話ならピンアサインが簡単にわかるので、早速改造してテストを!

先日NPOで、スタンダード製「VXD-10」の取り扱い説明をした時に使おうと思い、突貫工事で作ってみた。
一応赤い丸の部分がPTTボタンで、こちらからの音声も飛ばす事が出来た。
問題なく相手の音声を聞く事が出来て、こちらの音声も
ハンズフリー化出来てるぞ!これは素晴らしい・・・
しかしそう思ったのもつかの間であった。
長い時間でのテストをしていなかったので気が付かなかった事が・・・
何となく相手のPTTの音?なのか?「ブチブチ」たまに音がするのだが、音声が聞こえてこない・・・・
おかしいな?と思い数回そんな事があり、何となく無音声が長く続くとどうも接続が切れているようだ。
仕方なくその場はBTユニットを取り外し、普通に使った。
時間が無くその後の解析をしていなかったのだが、昼休みにソファーに横になりながら、壁の時計を見つめテストをしてみると・・・
無音声が続くと45秒でBTAG-Ⅱがスリープ状態になるようだ!
そしてその後接続が切断されるようである。
これはBTAG-Ⅱの仕様なのか?
かなり良い感じなのに・・・
忘れていたが、下の画像のヘッドセットでとりあえずペアリングしてテストをしている。
某オークションで1,000円程度であった。
スキー以外ではかなり活躍しそうではあるが、現状どうにもならない。

とりあえずBTAG-Ⅱの接続の関係を確認したくて、先日ブルーネクストジャパンに電話をしてみた。
担当者の方が詳しく丁寧に教えて下さったのだが、やはり携帯電話を想定しているので、無音声が続くと終話の状態となり、接続が切れるそうである。
話の中で、「
無線機に改造して取り付けてみた」と話したのだが、普通はその時点でサポート外となり電話も終わると思うが、結構色々と話をして頂いた。
BTAG-Ⅱの基板を見ると、「TRS」「MOTO」「PHONE」「OTHER」と表示があり、この商品には「TRS」と「PHONE」にチェックが入っており、モードが変えれるのかも聞いてみたが、それは分からないそうだ。
この基盤自体が汎用の物で、他にも色々と作られているそうだが、「輸入しているのはこちらの商品のみ」だとの事!
逆に
無線機への接続に興味を持たれ・・・
それなら「出来れば安く対応品を販売して欲しい」と言うと、「ユニットのロットがかなり大きいので無理」との事であった。
接続の問題が何とかなれば普通に使えそう・・・
しかし何となく対応策がありそうなので、そのうち再度改造してみようと思う。
丁度友人Z氏から電話があり、その事を話したら「面白そうじゃん」との事で、一緒に考えてくれるそうである。
頼もしい助っ人なのである。
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