先日VOXYの内張りパネルを改造するのに、
溶接をしたのだが・・・
その時以前書いたこの記事を、UPするのを忘れていた事に気が付いた!
シーズン終わりにスキーに行った時、斜面の変わる所で止まったら何かを踏んだ嫌な感じが・・・
石を踏んでしまったのかと下を見ると、何とZIPPOのライターである。
「こんな所で喫煙して落とすなよ!」・・・と、その時は思っただけだったが、滑り下りて板を見ると少し深い傷が
ソールに付いていた。
(一応ライターは拾ってゴミ箱に捨てました。)
スキー場から帰って、仕方なく直す事にした。

画像ではもうすっかり作業が進み、彫刻刀で溝を広げた所である。
元はこんなに大きくは無かったが、彫刻刀で削ったら少し大げさに・・・
丁度止まって横滑りした時だったので、しっかり斜めに傷が付いていた。
今までは
P-TEXに火を付け垂らしていたのだが、どうもそれでは溝の埋まりが悪く穴が開く事が多い。
なので今回は
プラスチックの
溶接用に使う「プラジェット」を使って
溶接してみる事にした。

早速作業ををしてみるが、
溶棒が柔らかすぎて
溶棒が融けるばかりで、
ソール側への付きが悪そう?
仕方なく
溶接を1cm程した所で、ステンのスクレィパーで押さえてしっかり潰しながら作業をした。
とりあえずこれでしっかりくっ付いているようだ。

足らない部分も再度
溶接し直して、とりあえず冷めるのを待つだけ。
しっかり冷めてからスクレィパーで少しずつ削り取り、ある程度平らにする。
その後当て板をしたペーパーで磨き、もっと平らにする。
まだ穴が開いている部分は、再度
溶接をして同じように平らにして完成!

一応この後WAXを数回掛けて最後のスキーに行った。
しかしWAXを掛けた後補修した部分が少し引けている。
熱を掛けると少し痩せるようだ!
結局この板も、シーズンが終わりチューンナップに出して、少し痕は残っている物の、きちんとフラットになって帰って来た。
チューンナップに出す時に、もっと硬いタイプの溶接棒は無いのか聞いてみた。
そうすると、このように溶接する場合は、
P-TEXではなくPEの溶接棒を使うそうである。
PEの溶接棒はWAXを吸収しないが、デモの選手とかだと「硬い物で埋めてくれ」と言う方が結構いるらしい。
しかしその
溶棒を売っていたメーカーが無くなり、スキー用としては現在販売されていないそうである。
私の知る限り工業用としては、3mmの棒が1kg単位では販売はされている。
このネタはUPするのを忘れていた物だが、このネタを探していたら、まだUPしていないネタがあったのだ!
丁度スキーが終わりの頃から終わった後に、かなり仕事が忙しかった事を思い出す。
書いたままUPするのをすっかり忘れていたようなので、そちらの記事も、次回紹介しよう!
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katsu さんが興味を持ってくれたので、追記です!もう既にほとんどの板を、チューンナップに出して直してしまい、大きく傷がある板が無いのでこの方法で実際の修理はまだした事がないが、こんな方法を思いついたのでテストを!
以前からやってみたかったのだが、忙しいのと最初に書いたように今シーズンはもう修理する板も無く・・・
先日黒色のホットメルトを使う為に購入した、7.5mm用のホットメルトの器具であるが、そこに「GALLIUM」の「REPAIR CANDLE」約8mmを入れて、使えるか簡単にテストをしてみる。

一応融けて使えそうであるが、katsu さんへのコメントにも書いたように、ヒートガンで
溶接部分(板の
ソール部分)を予め温めておいてからこのホットメルトで溝に流し込み、そこをステンのスクレィパーで押さえれば溝にきちんと入り、普通に溝が埋まりそうで使えそうな感じがします。
これなら燃やさないので煤が入る事は無く、綺麗に埋まりそうです。
「katsu さん」後の実際の作業は頼むネ!
追記の部分のテンプレートがいじり過ぎて少しおかしい・・・
又今度直さなくては!
と思ったら、[続きを読む]で文字を大きくした後</span>を入れるの忘れて、その後ろ全部の文字が大きくなっていた。
とりあえず修正完了!